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〈ANTIQUE Japanese Table REPAIR WORK〉
時代を繋ぐ家具 和製アンティークテーブル再生修理
5 min
今回ご紹介しますは、大正時代に作られたワークデスク。お客様の祖父母様がお使いになられていた、長き歴史を知る机です。作りはシンプルですが、全て無垢材で構成されており、轆轤脚のデザインが柔らかさを演出しています。時代を超えてきた確かな趣に、懐かしさと大人な落ち着きを感じます。
そんな大正ロマンを感じさせてくれる机ですが、立っているのがやっとな程のぐらつき、長年の傷、汚れ、染み、更には焼け跡まで。家具として、道具として、先人と共に時代を生き抜いてきた姿です。
作りはシンプルですが、全て無垢材で構成されており、轆轤脚のデザインが柔らかさを演出しています。時代を超えてきた確かな趣に、懐かしさと大人な落ち着きを感じます。
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――BEFORE ご依頼下さいましたお客様は新生活を迎えたばかりの若いご夫婦でした。先代から愛されたこの机をふたりの団欒の場として蘇らせたい。そんな思いでご依頼下さいました。これまでもこれからも家具は人と共に活きるのです。


板面の真ん中に大きな黒い墨染みが深くまで浸透しています。所々、赤い染料が染みつき、半田ごての様な焼け跡もついています。
削って取れれば良いのですが、染み込んだ染料は完全には落ちてくれません。

天板は3枚板で構成されており、内2枚が完全に離れてしまっている状態です。
大正時代というと正に100年前なわけですから、この高温多湿の日本で幾度も収縮、膨張を繰り返してきたわけです。
まずは天板を裏から叩いて解体していきます。
膠などの接着剤は使われておらず、全て木組み、釘打ちでの接合ですので比較的簡単に外れます。


左は取り外した天板の裏側を撮影した物です。黒ずみはインクではなく焦げ跡です。
どの様な経緯でここが焦げているのか、想像に難しいですが、恐らくこの机に仕立てる前から木材に付いていた焦げ跡だと推測します。
そうでなければ付きようがないですよね、この下、引出しですし…引き出しに焼け跡はないのですから。
こうして触って初めて気付く発見に昔の情景や、不可思議な事が発覚していく。アンティーク修理の醍醐味です。

